いつも大変興味深い話をして下さる開業医の先生がいる。ホントにタイムリーで医療の問題点などを判り易く教えてくれる。インフルエンザ脳症等により幻覚を見ることなど、異常行動はタミフルを飲まなくても引き起こるという話を聞いた。今回聞いたのは、この事故
が起きる前に聞いた話だ。
私
「先生、10代にタミフルの処方が出来なくなったって、御達しが来ましたか?」
先生
「ああ、来たよ。10歳から19歳まではタミフルを出してはダメだって。ただし、9歳まではインフルエンザに耐えられないリスクが高い為に、親の同意があれば処方出来る。」
私
「そうですか。ぶっちゃけ、タミフルが使えないってのは、どうなんですかね?」
先生
「うん、可哀想に。タミフルを飲めば1日から2日で熱が下がって治る可能性が高いのに。(タミフル)飲まないで、熱も下がんないで肺炎になる可能性もあるのにな。今日もインフルエンザで高校生が来たけど、当然処方しなかった。インフルエンザというのは前から異常行動の報告があったのね。例えば1階や2階からの飛び降りだとニュースにならない。けど4階あたりから飛び降りて死者が出ればニュースになる。それで、飛び降りる→死ぬ→タミフル飲むとおかしくなる、と言う風にマスコミが繰り返し報道してるから、そうゆう風潮になったんじゃないかって思ってるけど。個人的には、タミフルは良い薬だと思うんだけどね。一番大変なのは患者さんだな、次に中外製薬か。厚生省や病院でも、インフルエンザの症状の後追いなんてしてなかっただろうから、苦肉の発表というところだろう。厚生省大嫌いだけど。」
私
「ボクも自分の子供がインフルエンザになったらタミフルを処方してもらいたいですね。実際去年はインフルエンザの診断のあとタミフル飲んだら、次の日治ってましたから。」
タミフルを飲むリスクと飲まないリスク。どちらが高いのか、厚生省や各病院でもデータを取ってなかっただろうから、これからデータの蓄積や報告が正確に上がってくることを望む。
お話を聞いてる時にメモ取ってなかったので、記憶で書いてます。間違いがあれば御指摘下さい。あと、最近デジモノに関して全く書いてないで、すみません。
他参照ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070324-00000025-san-soci